☆南湾にカツオノエボシ出現、拾わないで!触らないで!☆
2014年 07月 31日
7月も残すところとなり今日で最後、台風が近くなって少し風が強い墾丁からです。
昨日のニュースで南湾(墾丁で一番最大な海水浴場)でカツオノエボシが見られたとのこと。
台湾でよく見られる毒を持つクラゲには4種あり、写真のカツオノエボシ、オーストラリアウンバチクラゲ(属名キネロックス)オキクラゲ、カミクラゲと言われていますが、その中でも毒性の強いカツオノエボシとオーストラリアンウンバチクラゲと属性の近いハブクラゲの違いについてメモ。
■カツオノエボシとハブクラゲの違い■
| カツオノエボシ | ハブクラゲ |
特徴 | 大きさ約10cmほどの透き通った藍色の浮き袋を持つ、中には気体(主に二酸化炭素)が詰まっており、これで海面に浮かぶ。浮き袋は常に膨らんでいるわけではなく、必要に応じてしぼみ、一時的に沈降することもある、また浮き袋は三角の帆があり、風を受けて移動することができる、カツオノエボシ自身には遊泳力はほとんどない | かさが透明なので見つけにくい。触手に多くの刺胞を持っており、物に触れるとここから毒針は飛び出し小魚の群れに襲い掛かり、捕食すると言われている |
刺されてしまったら | 1.すぐに海からあがる。 2.海水をかけて、触手を洗い落とす。触手に、真水、アルコール酢をかけると、未発射の刺胞を刺激するので絶対しないこと。また、砂をかけて払い落とすと、未発射の刺胞が発射してしまうので絶対しないこと。 3.海水をかけても触手が剥がれないときは指先で優しく取り除く。 4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ。 5.医療機関で治療を受ける。 呼吸停止・心停止に陥った場合はすぐに心肺蘇生法を開始すること。 | 1.すぐに海からあがる。 2.食酢をたっぷりかけて、触手を洗い落とす。触手に真水、アルコールをかけると未発射の刺胞を刺激するので絶対しないこと。また、砂をかけて払い落とすと未発射の刺胞が発射してしまうので絶対しないこと。 3.食酢をかけても触手が剥がれない時は指先で優しく取り除く。 4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ。 5.医療機関で治療を受ける。 呼吸停止・心停止に陥った場合はすぐに心肺蘇生法を開始すること。 |
一般的に、クラゲでも虫でも刺された後の処置は似ていますが、原因を見極めることが大切です。どちらの場合でも、ひどくなってきた場合は医療機関で適切に治療を受けましょう。せっかくの海水浴、楽しむためにもできるだけクラゲに近づかないよう注意しましょう。
明日もきっとお天気上等!!!